映画を見ると言うことで、半年ぐらい前に買って読みかけになっていた、『facebook』を前日に駆け込みで読み切ってからの出陣。
Facebookを使っている人や、IT系の職種についている人は何らかのおもしろみを持って、見ることができる映画だと思いました。
(※ハリー・ポッターと死の秘宝Part1を昨日みたけれど、それよりおもしろいです。今回のハリーはいまいちというか、物語に緩急がなく何も残らなかったのでレビューもしないと思います。なんで二部作にしたんだろう???)
本と映画では、ほとんどストーリーやマークとその周辺の人物に関して、描かれ方の違いはありませんが、映画の方がより見る人の納得感を得るためにか、マーク・ザッカーバーグという人物について「解釈」が加えられています。
その解釈が納得できるものかどうかは見る人次第だと思いますが…個人的には、彼に対して解釈をしようとする試み自体が、彼を理解できない者に押し上げてしまっているような印象を受けました。
ただ、本で読むか映画で見るかと迷うのであれば、映画で見るをおすすめしたいです。
ハーバードの大学生活やシリコンバレーの雰囲気などは、文章で読むより映像のが数段にエキサイティングだし、どちらでも情報量はあまり変わりません。
ちなみに、役者陣はこんな感じ。
上段が役者、下段が実際のマーク、ショーン、エドアルドです。
→http://www.farlie.co.uk/tag/social-network/
ところで、Facebookの創設の物語が映画になったというのは、ある一つの大きな時代の転換を示しているなぁ、と思いました。
それは、新しい神話の誕生。
あるいは、かつてあったが、近年流行らなかった神話の復興。
マークのようなタイプの人間はどんな時代にも少なからずいるわけだけれど、正義とか、秩序とか、友情だとか、そういうものが大手を振っていた時代には見向きもされなかったキャラクターが取り上げられるようになったことに今までとは違った神話の成立が見られるわけです。
つまり、いいとか悪いの価値判断じゃなく、こういう人いるよ、という、それだけの話なのですが。
※映画を見た他の方々の感想はこちらから:http://twitter.com/#!/search/%23sn140