2010年6月23日水曜日

六本木クロッシング 2010展:芸術は可能か



日曜日、遅ればせながら森美術館で開催されている「六本木クロッシング展」に行ってきました。


11時からダムタイプ《S/N》を見たいと友人が言うので、10:30にママンで待ち合わせ。


ほぼ朝一での森美術館の割に混んでいたのですが、どうやら人気があったのは隣でやっているボストン美術館展のようでした。


ゴッホとか、レンブラントとかの絵があるようで、そりゃ確かに人気あるわな。


見に行こうかと思ったけど、昨日が最終日だったのね。だから、混んでたのかぁ。。残念。。。


ダムタイプ《S/N》は、85分にわたる上映。


舞台でのパフォーマンスを録画したものです。


テーマは、AIDSやゲを通して「愛」について触れているもののように感じました。


途中、激しいフラッシュが続く箇所があって、“ポケモン事件“を思い出し、目をつぶってはいましたが、かなりおもしろかった。


特に気に入ったのはこのフレーズ。


あなたが何を言っているのかわからない


でもあなたが何を言いたいのかはわかる


私はあなたの愛に依存しない


あなたとの愛を発明するのだ


これは世の中のコードに合わせるためのディシプリン


私の目に映るシグナルの暴力



この「愛」という部分が、「死」や「生」に置き換わって、ろうあ者役の人によって何度も繰り返されます。


はっきりとではなく、ぼんやりと聞き取れる程度なのがその文章のシャープさを隠して、あたかも暖かい言葉であるかのように響いてきます。





※セリフを、全部ここで読むことができます。


http://rainbowflavor.blog10.fc2.com/?mode=m&no=295


*  *  *


クロッシング展の中でお気に入りもいくつかあったのですが、印象深かったのは、八幡亜樹さんの「ミチコ教会」。


映像作品で、ミチコさんが切り盛りする教会で挙げられる結婚式の様子を撮影したもの。


なんていうか、ミチコさんの行動が普通なのか狂気なのか分からなくて混乱したり。


全体的に、うわっ、ずいぶん細かいことやるなぁ、と思うと男性アーティストのことが多くて、最近の男性はまめなのかなぁ、と思ったり。苦笑








あと、写真もOKだったので、何枚か撮ってきました。


ShigaRieko


割と入ってすぐの写真作品。


日常がグロテスクに映し出されています。


Crossing1


かわいらしい、スケートボード用の坂。


Crossing2


部屋の角を使った作品。


よく見ると、自転車とかについている反射板が使われていることが分かります。


遠くから見るときれい。








7月頭までの開催ですが、現代アートが好きな方はぜひ!