2010年12月29日水曜日

『TRON: LEGACY』

先日、トロン:レガシーを見てきました。

予告動画でも、その世界観を垣間見れます。



アバターの3Dを見比べた経験から、これはっ!っていう期待大の映画は、IMAXの3Dで見たほうがいいという持論があるので、わざわざ南町田のグランベリーモールで見てきました。
THE マイナー!

※ディズニーの作品だからだと思うのですが、IMAXの3Dはアバターに比べると少なめかなぁ・・・映画配給事情、分からんですけど。

感想としては、超おもしろかった!!
3Dももう何作品も見ているので、ほとんど違和感ないし、映画そのものも3Dで見ることで迫力の増す作品だったし、何より映画の世界観の丁寧な作り込み・描きこみが見ていて、気持ちよかったです。

映画内のデジタルの世界は、1982年に製作された映画のコンセプトがベースになっているのだと思うのですが(見てないから分からないです、すいません)、乗り物とか、衣装とか、世界観をよく反映していることに感動。

特に、おぉっ、って思ったのは、ただの棒がバイクのような乗りもの(ライト・サイクルと言うらしい)になるレース(グリッド・ゲームと呼ぶらしい)のシーン。これは、必見!
ゲームの規則もだし、乗り物の動き、機能、ゲームでの使い方など、全てが想像力の賜物です。
バイクとか基本的に怖い乗り物っていうイメージがあったのですが、乗る人が乗ると、かっこいい!かっこよすぎる!と、わけのわからない感銘を受けてしまいました。

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あと、ヒロインがかわいい!
メインの女性は、二人出てくるんですが、二人ともかわいい&セクシーなので、お好みで。

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私はOlivia Wildeの扮する黒髪のクオラが好きです。

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手前は主人公のサム。
バイクを乗り回す、ハッカーで、現実世界に戻ってきてからは父親の遺産である急成長のテクノロジー企業の経営に前向きになるという、いかにも現代っ子型のヒーロー。
それにしても、SFのヒーローは、いつもあんまりかっこよくないのが常なのか・・・息子は父にかなわないのか・・・



ちなみに、書き忘れた!
基本的に男の子へのがウケのいい映画だと思います。

エヴァンゲリオン好きな人とか、好きかも。



メモで、個人的な突っ込みたかたところ;

-息子よ、早く行けっ!って思ったのと(お父さんの努力を水の泡にするのか!!!って、最後の最後までちょっと許せなかった)のと、
-デジタル世界と現実の世界の物質的(?)な、連動の甘さ(向こうから大群来ても、負ける気がしないってか、現実の世界の調査なしによく軍隊仕向けるなぁ、とか、女の子デジタルの世界から出てきちゃったけど大丈夫ですか?)と、
-お父さんは無の境地に達していたのか、謎が残るな…とか。

2010年12月25日土曜日

A Very Happy Merry Christmas!

まずは、キリストにお誕生日おめでとうを。
そして、なんとなく浮かれ気分になれるこの平和な世界にありがとうを。



24日はわくわくするけれど、めぐりめぐって25日は、なんだかしんみりする。
それは、盛り上がった気分の裏返しでもあり、サンタクロースの届けたプレゼントが、ただの物を超えて私たちの心に喜びをもたらすからでもある。

キリスト教のお祝いが日本にこんなに根付いていることに驚く。
けど、こんなにみんなが幸せな気分になれるなら、それはそれで神らしきものが私たちの生活のどこかにいるということなのかもしれないし。

神らしきものは、都合のいいときに願をかける相手とは違う。
知らぬ間に私たちのそばにいて、ときどき、威力を発揮する。
そんな感じのゆるさが、現代人にはちょうどいい。

年末に向けて、新年に向けて、未来に向けて、一気に駆け抜けてしまいたいという気分と、このゆっくりした時間を愛でていたい気分とが混在する。

そんな2010年のクリスマスの日に、世界の平和と私たちの愛の強さをここに願おう。



Gloria in excelsis deo. Et in terra pax hominibus bonae voluntatis.

2010年12月14日火曜日

Christmas Songs!!

早くクリスマス来ないかなぁーということで、あんまし定番じゃないクリスマス・ソングたちを集めてました。



Coldplayの新曲Christmas Lightsから。





ノリよく行くなら、Lady GagaのChristmas Tree





おとぎ話みたいなクリスマスには、The Bird And The BeeのCarol Of The Bells





大人のクリスマスには、Kelly Clarkson(多分)が歌うMy Grown Up Christmas List



※Michael Bubléのバージョンもよかったよ



来年は今年よりもいい年に。





最後は厳粛に。Mariah CareyアレンジのIn Excelsis Deo





≪追加で超自己満足ネタ≫

あと、いろいろ調べてて初めて知ったのが、ようちえんのときにクリスマスの聖劇とかで歌ってた

おーほしがひかるー ぴかぴかー
らーくだがとおる かぽーかぽー

って、ドイツ民謡だったんっすね。
しかも、別にクリスマスソングじゃない!!

2010年12月12日日曜日

Book Log: インパラの朝

友人が、友人の作品ということで勧てくれたので、手にした本。

ノンフィクションは普段ほとんど読まないジャンルだったので、読み切れるか不安だったけれど、そういう心配は一切必要なかったです。
実際に起きたことでありながら、想像もつかない世界を知れる知的好奇心に対する刺激と、コンパクトに書かれた文章にぐいぐいと引き込まれました。

女性の旅行記というと、感情的な、自己鼓舞的な文章を思い浮かべるけれど、そういう装飾は一切なくて、だからこそ、とても共感できるし、彼女が見て、感じたことは普通の私たちが感じることを代表してくれているのではないか、という安心感があります。



第七回開高健ノンフィクション賞受賞作なのですが、選考委員の言葉はこう語っています。

いわば、啖呵を切りながら
旅をしてきたのだ。
その啖呵が小気味いい。
-重松清

本当に、彼女は啖呵を切っている。
気持ちいぐらいに。
でも、次第に啖呵を切らなくなる。

旅で出会う人々、起きることに身を任せることによって、いろんなことが落ち着くところに落ち着くんだという受け入れる姿勢が彼女に徐々に芽生えてきて、私たち読者も、旅への不安やひやひや感から、開放されるすがすがしさと落ち着きを得ることができる本です。



現実の旅路だからこそ、フィクション以上に、自分の知らない世界への新鮮な驚きを感じることができます。

著書の、中村さんは今でも旅を続けながら、ブログを書いています。
ブログの文章は、本よりもラフな感じで、読みやすいです。

安希のレポート:http://akinakamura.net/

おすすめの一冊です。

『facebook』と『ソーシャル・ネットワーク』

先日、100shikiさんの試写会でfacebookの設立者マーク・ザッカーバーグを主人公とした映画、その名も『ソーシャル・ネットワーク』を鑑賞させていただきました。
映画を見ると言うことで、半年ぐらい前に買って読みかけになっていた、『facebook』を前日に駆け込みで読み切ってからの出陣。

Facebookを使っている人や、IT系の職種についている人は何らかのおもしろみを持って、見ることができる映画だと思いました。

(※ハリー・ポッターと死の秘宝Part1を昨日みたけれど、それよりおもしろいです。今回のハリーはいまいちというか、物語に緩急がなく何も残らなかったのでレビューもしないと思います。なんで二部作にしたんだろう???)



本と映画では、ほとんどストーリーやマークとその周辺の人物に関して、描かれ方の違いはありませんが、映画の方がより見る人の納得感を得るためにか、マーク・ザッカーバーグという人物について「解釈」が加えられています。

その解釈が納得できるものかどうかは見る人次第だと思いますが…個人的には、彼に対して解釈をしようとする試み自体が、彼を理解できない者に押し上げてしまっているような印象を受けました。

ただ、本で読むか映画で見るかと迷うのであれば、映画で見るをおすすめしたいです。
ハーバードの大学生活やシリコンバレーの雰囲気などは、文章で読むより映像のが数段にエキサイティングだし、どちらでも情報量はあまり変わりません。

ちなみに、役者陣はこんな感じ。
上段が役者、下段が実際のマーク、ショーン、エドアルドです。

the-social-network
http://www.farlie.co.uk/tag/social-network/



ところで、Facebookの創設の物語が映画になったというのは、ある一つの大きな時代の転換を示しているなぁ、と思いました。

それは、新しい神話の誕生。
あるいは、かつてあったが、近年流行らなかった神話の復興。

マークのようなタイプの人間はどんな時代にも少なからずいるわけだけれど、正義とか、秩序とか、友情だとか、そういうものが大手を振っていた時代には見向きもされなかったキャラクターが取り上げられるようになったことに今までとは違った神話の成立が見られるわけです。

つまり、いいとか悪いの価値判断じゃなく、こういう人いるよ、という、それだけの話なのですが。




※映画を見た他の方々の感想はこちらから:http://twitter.com/#!/search/%23sn140