私、あまりロールモデルにしたいと思える女性をみつけられていなかったんです。でも、彼女のことを知ったときの衝撃と言ったら・・・!!
佐藤悦子さんは、かの有名なアートディレクター佐藤可士和氏のマネージャー。Webで初めて、悦子さんの文章を読んだときは、佐藤ってよくある名前だし、たまたま同じ名前の人たちがSAMURAIという会社を回しているのかな、と思ったのですが彼女の会社における役割に共感が持てたので、Web上にあるインタビューやエッセイを読みあさったんですね。
そしたら、悦子さんは可士和さんとご夫婦ということが分かって、まさに、ピンときしてしまったんです!!
どんな夫婦なのか、どんな風に仕事をしているのか、ということはWebにあふれる情報が語ってくれますので、ぜひぐぐってください。
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彼女の本を読んで一番励まされるのは、悦子さんも最初から佐藤可士和というクリエーターを理解していたわけではない、ということ。
うちの会社もクリエイティブを強みとするエンジニアの人が活躍することによって、成り立っている会社なんですけど、正直、エンジニアの人の考えていることなんてわからないんです。汗
何についてしゃべってるのかわからないこともしばしばで、質問すること自体が相手を不愉快にさせているようで・・・
しかし、相手を理解し、よりよい成果を出すためにびびっていてはいけないんだ!という勇気をもらった気がします。
もちろん、悦子さんはご自身もビジネスの現場で磨いたスキルや感性があって対等にクリエーターと接することのできるマネージャーという役割を担っているわけです。引き換え、私は新卒2年目のぺーぺーで、ビジネスの現場においてよりどころとできる視点や考え方がないので、エンジニアの人の中で自分の強みを生かして仕事をするのは、もっと大変ことなのだとは思います。それでも、本の中で悦子さんが見せてくれた、お二人の関係には学ぶところが本当に多かったのです。
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これから、どんな役回りを演じることになるにせよ、自分の信じる感性と思考のによる経験の積み重ねによって、一人前に通用する人間となること、そして、そこから生まれた信念をぶらさずに話し合い、渡り合っていくことができる、そんな女性になれるように日々精進していきたい、と改めて決心させてくれた本でした。