朝の用事を終えて横浜美術館の前を通ると、少し気になっていた「石田尚志 渦まく光」が会期中の模様。入口の人通りは少なく、エントランスも暗いため、まだ開館時間でないのかな?とおそるおそる入ってみると、エントランスからすでに照明を落として大きなスクリーンに映像が映し出されていました。雰囲気はいい感じです。
展示は、絵だけでなく音楽つきのアニメーション、映像も多くありました。
最初のうちは、あまりに意味が分からない上に、模様のような絵が動いていくので若干気持ち悪くなりつつも、徐々にその不思議な模様や動きの独特の線のリズム感みたいなものにはまっていくというのでしょうか。連続していることがもたらす不思議な感覚。
とりわけ美しいな、と思ったのは、ロンドンの一室で窓から入る陽の光を写し取るように描かれた模様が重なっていく様子を映像にした「Reflection」という作品。リンク先は重なる窓の動きの途中の画像です。いったん描かれた模様がまた真っ白な部屋に戻るところまで巻き戻って映像作品は終了していました。この作品、DVDで欲しいな〜と思ってしまいました。
また、現代アートは、素人の私が見てもコンセプトだけに走った雑な作品が多い印象をよく持つのですが、今回の石田さんの展示ではコンセプトだけでなく、緻密でよく計算されて作品が丁寧に制作されている印象を受けました。とてもよかったです。
横浜にお越しの際にはぜひ。5末まで開催しています。
作家さんご本人のサイト: http://www.geocities.jp/office_ishidatakashi/japanese_top.html