2013年8月18日日曜日

青森旅行紀


青森に行ってきました。

青森に行くのは実は、三回目で、一回目は中学の修学旅行での東北周遊、二回目は大学生のときに青森県立美術館で開催されていた「寺山修司 劇場美術館」と美術館併設の劇場で上演されていた「毛皮のマリー」を見るために。

修学旅行の方は行ったことすら、中学時代の友人に指摘されるまで気が付かなかったけれど、二回目の寺山修司おっかけ旅はよく覚えていて、深夜バス内泊2連続の0泊3日の一人旅であったのでした。

そのときのブログもあったのでリンク掲載。
>> 『毛皮のマリー』&寺山修司劇場美術館
>> 青森旅行写真

さて、本題。

今回の旅行は主に新幹線に乗ることと、涼しい場所=奥入瀬周辺で自然とたわむれることだったので、宿も移動せずに一日をゆっくり使えるような感じでまったりしていました。

自然と戯れる



誰もが撮りそうな「銚子大滝」。奥入瀬渓流の中でも一番大きい滝で、散策路にいても水しぶきを感じられる豪快な滝でした。


渓流に味を添える倒木。たくさんの木が倒れていて、そこに苔や草が生えている姿に美しさを感じました。


標高1011mのところにある御鼻部山展望台から見渡す十和田湖。曇っていたので、こんな感じでしたが気持ちよかったです。

芸術と戯れる



街の中に突然現れる十和田市現代美術館。展示室はそこまで広くありませんが、中庭なども有効活用していました。カフェなどは東京の美術館に負けないほどの盛況ぶりでした。


向かいの公園には、草間彌生氏の作品が。子どもが普通にこの犬に乗って遊んだりしてました。贅沢!!


ところ変わって、三沢市寺山修司記念館。ガイドブックにもどこにも載っていなかったのですが、奥入瀬から八戸に向かう途中の道路の標識で発見し、急遽行くことに。

写真は記念館の横にあった舞台。真ん中の人影が私。

常設展の一部屋だけの小さな記念館でしたが空間が効果的に使われており、寺山修司の本人が映った動画から、作品世界、年譜などがひと通り味わえる濃厚な空間になっていました。


また、記念館の裏口を出ると遊歩道があり、寺山修司のシンボル的な指の矢印を頭にのせた俳句の木碑に沿って歩いて行くと、この文学碑に行き着きます。

これまた、遊歩道の散策と文学碑から見える小田内沼の景色と寺山修司の俳句の世界を堪能できる大変よく設計された寺山ワールドとなっていました。

石碑の前の犬が読んでいたのはこんな句でした。
君のため一つの声とわれならん失いし日を歌わんために 
一粒の向日葵の種まきしのみに荒野をわれの処女地と呼びき 
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや

番外編



寒立馬かな?


遅咲きの紫陽花と蜻蛉。夏と秋の共演。

旅のお供は、ちょうど旅行の直前に会った友達に勧められた青森県出身の太宰治の短篇集にしました。