2011年1月25日火曜日

Exhibition Log: モネとジヴェルニーの画家たち

先週末に、一人でふらりと。モネも印象派も好きなので、幸せな時間でした。
4枚(ぐらいだったと思う)並んだ睡蓮を見るだけでも、十分に価値のある展覧会だったと思います。

特に、個人蔵の濃い青の睡蓮、宣伝ようの材料にも使われているのですね、一番のお気に入りです。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/10_monet/index.html

他に気に入ったのは緑がうっそうと茂る河岸を描いた作品(これかな?)
http://collection.nmwa.go.jp/P.1965-0004.html



いろんな色を使った作品もいいけれど、ほぼ一色とも言えるような色の中でバリエーションをつけて何かを描いた作品が好きかも知れない。モネの絵では特に。というのが、今回の気付き。

「積みわら」のモチーフは、モネや他の作家が書いたかなりのバリエーションがあったけれど、あまり興味湧かなかったなぁ。
乾いた感じのものより、水を描いた作品がなんとなく潤いますよね。
秋とかに見たら、また違う感想を抱くのかもしれないけれど。

* * *

ジヴェルニーに集まったアーティストたちの絵も多く飾られていたのですが、意外とアメリカ出身の人が多くて、びっくり。

ネットがない時代に自分たちと同じ感性の仲間や先人をどうやってみつけていたのか、不思議でなりません。

この情報が氾濫していると言われる現代においても、自分にとって本当に必要な情報が手に入るわけではないというのに。

2011年1月11日火曜日

『木曜日だった男』

創元推理文庫、木曜日の男、としても知られているようですが。



秘密結社について知りたくて、手に取りました。秘密結社をつくろうと、もくろんだりはしていません。

タイトルの「木曜日」というのは、フランスの「四季の会」(これは実際にあった結社らしい)の組織の構成を参考にして書かれているようです。
四季の会は、月曜から日曜で一つの組を作って、日曜日がその指揮をとる、そして、これが4つ、すなわち27人で1つの月を作る。それが3つ連なると一つの季節になる、という変わった構成の結社だったようです。

この本自体は、無政府主義の思想をベースにしたお話です。
って、そのことを知ってたから思想系のお話かと思いきや、文章は詩的で非常に文学的で、ストーリー自体もスリリングでおもしろいっ!
久しぶりに、あんまり幻想的じゃないお話でのめりこみました。

まぁ、海外の文学好きな人にしかすすめられない本ですが…
エンターテイメント小説では飽き足りなくなった方におすすめしたいです。

2011年1月4日火曜日

『バーレスク』

1月1日の元日から、シェールとクリスティーナ・アギレラが共演するミュージカル映画、バーレスクを見てきました。

burlesque

予告編をどうぞ。





最近、3Dの技術駆使した映画ばっかり見ていたもんだから、最初、映画が始まった瞬間は、そうだ、映画ってこんなぐらいのもんだったんだ、とちょっとがっかりしてしまったけれど、徐々にそういうことは忘れさせてくれる、歌の力を存分に活かした素晴らしい映画だと思います。
シェールやアギレラが、それぞれソロで歌う歌にはすっごい力があるし、彼女たちの声にあわせて、スタイリッシュな曲が多いのかなと思っていたのですが、伝統的なミュージカルっぽさもあってミュージカル好きな私としては、めちゃくちゃ楽しめました。

↓これとか、すごくミュージカルっぽい!!


キャバレーものだと、伝説のダンサーフォッシーが振付したシカゴはだんとつのミュージカルだと思っていて、その迫力のあるダンスにはかなわないけれど、最近見た、NINEよりはミュージカルっぽい楽観性と分かりやすさがあるこちらの作品の方がおすすめ度高いです。
Dream Girlとはストーリ、歌ともに甲乙つけがたいなぁ、と思うのですが、そういう意味ではアーティスト依存な映画とも言えるかもですが。

あと、海外ドラマ愛好者なら、あっ、あの人!あの人!という人に出会えて、おもしろいはず。
テッキーなのより、普通の映画を楽しみたい!という人におすすめです。