4月17日、第一回 日韓社会起業ユースフォーラムに参加してきました。サブタイトルは、「やりたい事を仕事にする!-- 世界を変える仕事の秘訣」。
第一部の、実際にやりたい事を仕事にした代表として下記の三名が参加、
- ホン・デリョン (noridan代表) www.noridan.org
- 駒崎 弘樹 (NPO法人フローレンス代表理事) www.florence.or.jp
- 今村 久美 (NPO法人カタリバ代表) www.katariba.net
第二部は、日韓の中間支援組織の方々が登壇。
- 山内 幸治 (NPO法人ETIC)
- キム・ジョンフィ (韓国ソウル市立青少年職業体験センター HAJA 副センター長)
- イ・ウネ (韓国「共に働く財団」事務局長)
スタッフとして参加していたこともあり、全てのセッションを聞けたわけではないのですが、特に印象に残っているのは、noridanのメンバーがそれはそれは幸せそうにパフォーマンスをするということ。
noridanの今回の日本ツアーのキャッチコピーがRecycle Our Life(私たちの生活をリサイクルの輪の中へ)だったのですが、生活という言葉に最近はまっている私にとってはかなりぐっとくるものがありました。
もう一点は、HAJAセンターのウネさんのお話。一番多くメモをとらせていただきました。ウネさん自身もやりたいことを仕事にして、人生を楽しんでいる方だという印象を受けました。
韓国では、チヂリという言葉あるらしく(この言葉をウネさんが言うたびに韓国から来た人たちは爆笑。きっと、スラングなのでしょう。英語では、nerdがニュアンスが近いそうです)彼はこの言葉に二つの種類の人間をカテゴライズしました。一つは企業に入って、言われたことだけをお行儀よくこなしている清貧の人たち、もう一つはニートなどが、自分のことを不良品だと思って萎縮しまっている状態のこと。彼は、その2タイプのチヂリの共通点をこう述べていました。
- 自分のやりたいことをできないまま過ごすこと
- 挑戦に失敗したときに、もう一度やろうと思える同僚、仲間に出会えていないこと
- 自分が世の中を変えられると思っていないこと
このようなチヂリの人たちに対し変化をもたらそうと、様々なサービスを展開しているそうなのですが、その根本にあるのは下記のようなメッセージ。
- 楽しく、幸せに生きる道の一つのロールモデルとしての社会起業
- 隣の人と一緒にできることが人生を変える!夢や遠い未来だけを見る態度を変えよう。
- 一人で考えて一人で決定する習慣を捨てよ!助けてくださいということも大事。
とのこと。
日本と韓国は、アメリカやアフリカのような分かりやすい貧困がないけれど、発展を続けるアジアの国々の課題先進国であるとクロージングの言葉でありましたが、だとすれば、私たちがどうやって生き方そのものが、これからのアジア、世界を創っていくメッセージになりうるのかもしれない、と改めて感じさせられる良い機会でした。
また、今回の参加団体に限ってみれば、日本と韓国の社会起業のノリというのが少し違う方向に向いているということも感じましたが、やっぱりキーワードは「楽しい!」でしょうか。楽しいとは、すなわち自分の心に素直になること。その習慣は、やっぱり現代人に欠けている大事なポイントだと思います。