2008年3月24日月曜日

『Blue Man Group』


ブ、ブ、ブルーマン見てきたー!!

Blue Man Group

実は、演劇やミュージカルは自分から好んで見るのだけど、ショウってあまり見なくて、誘っていただいてBlue Mang Groupを見ることができてほんとラッキーだったなぁ、って思った。

ありがたや。

ブルーマンというのは、全身青くて黒い服を着た男3人が舞台の上で、客席で、お客さんと一緒にパフォーマンスを繰り広げるエンターテイメント。

彼らの得意技は、多分たいこみたいなのを叩くことなんだけどそれに加えて動き、表情、センスが最高。

↓ブルーマンって、こんな人たち。

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ネタばれだから、これから見に行く人はあまり読まないで欲しいのだけど、今まで舞台で見たことのないようなテクノロジーと動き、それから客席のインプルーブメントの合わさった芸術作品、という感じ。

ちなみに、一番おもしろかったのは、現代のネットワーク社会を下水道でみんなつながっていると表していたところで。

下水道が破損、水圧の変化などで逆流し出すことを「インタラクティブ」と定義した場面にはそのナンセンスさに思わず「うける!」と叫んでしまった。

ちなみに、私と一緒に見に行った人は、割とうるさい客であったこと間違いなしだが、あれは騒いでなんぼ自分を開放してなんぼの舞台!

思わず人が演出家の意図どおりに動きそして舞台ってこんなにも「インタラクティブ」に作り上げるものなんだ、と実感できるしかけが随所にされていておもしろかった。

それでいて、思わず頭をひねらされる不思議なトリックがたくさんあり、お客さんになぞを投げかける。

まぁ、そもそもなんであいつら青いんだ?から始まり、どこまでが映像でどこまでが実際に彼らのライブパフォーマンスで、どこまで仕込まれてるの?どこからが本当のお客さんで、どこまで事前打ち合わせとかあるんだろう?

という感じに。

帰り道に、ミュージカルのように口ずさむ歌がない代わりに一緒に見た人と、あーだこーだ議論し、そしてその議論の意味のなさに思わず笑ってしまうところがおもしろい。

そのどうでもよさに真剣になれるのって最高。







とにかくばかになりたい人は、絶対に見てくださいねー。

2008年3月22日土曜日

Book Log: 出家とその弟子

驚くべき本。

仏教の教えが自分の中にすーっと入ってきた。

仏教に限らずこういう心持で人と接し、自分を見つめ直し、自分を越える存在(特定の神とかでなくても)に祈ることができたらきっともっと豊かな人生を送ることができるのではないかと思う。

まさに今自分自身が悩んでいた二つのことに対し、どういう心持でいればよいのかが分かった気がした。

ただ、それを実行し通すのはまた別で難しい問題ではあるんだけど。

お気に入りは、第五幕二場。


Exhibition Log: 建築の記憶


東京都庭園美術館でやっている建築の記憶展に行ってきた。

ただひたすら建築を撮った写真が飾ってあるだけなのに、なぜか芸術だった。

私が撮った写真は、ごみみたいなのに。涙







でも、実は写真よりも展示室となっている建物の細部の細工、ドアノブだとか暖炉のカバーだとか通機構だとかの細かい部分に凝らされた模様とかを見るほうがおもしろくてそっちが熱心に探してしまった。

今度、展示してないときにもっかい行くと思う。




2008年3月20日木曜日

Exhibition Log: ARTIST FILE 2008


新国立美術館でやっているARTIST FILE 2008を見に行ってきた。

あまり期待していなかったが、想像以上におもしろい作品に出会えてなんだいい気分。







お気に入りに入れたいアーティストさんたち。

って、8人中半分も。

竹村京

シンプルでかわいらしい感じが好き。







佐伯洋江

白い紙に、こまかーい線や模様で絵を描き出している。

こういう細い線、好きなのよね。

http://www.takaishiigallery.com/exhibition/2005/06_hiroe_saeki/index.html







ポリクセニ・パパペトルー 

まずは、とにかく、p行が多い名前に驚く。

子どもがモデルの写真なんだけど、モデルの表情&自然な感じがいい、子どもなのにすごいな、って思った。

あとは、女の子の着ている服がかわいくてツボだったのと、タイトルになっているものが写真に写っていないのにその存在が浮かんでくる感じがしてすごいなぁ、と思っていた。

この人の作品が、今日の一番!







さわひらき

真っ暗な部屋に6つの映像を映し出しているんだけど、その空間がすごく居心地が良かった。

ポリクセニ・パパペトルーのサイトを見ていたのだけど、かなり好き。

特にこういうの↓ tamaちゃんも好きなんでない?

PrizeThimble

Prize Thimble, 2004


Polixeni Papapetrou




2008年3月13日木曜日

『塩狩峠』

うーん、最後の話の急展開と犠牲死の潔さが妙に鮮やかに感じられた。

最近、一つのもやーっとだけど疑問に感じることがある。

それは、不幸を背負う人はなぜより多くの不幸を背負う運命にあるのか、ということだ。

単なる私の客観的な意見でしかないのだけど、世の中には容量よく幸せになっている人もいる一方で、信じられないほどの不幸に見舞われながらも驚くほどの純真さ、素直さで人に対峙することのできている人の二種類の人がいる気がする。

後者の人は、私のような一般人からして見れば多くの不幸を背負っているように見えても、何か普通の人が解し得ないような何かを感じながら生きているのだろうか。

今まで、私はこういう人に一人だけ会ったことがある。

いや、もっと会ったことがあるのかもしれないけれど、なんでだろう?と考えさせられてしまうほどによく知ったのがその人一人だけなのかもしれないけれど、何か目に見えない運命のようなものを人は持っているのだろうか。

耐えれば耐えるほどに過酷になっていく運命があるとしたら、その人の幸せとは一体何なのだろう、と考えてしまう。

きっと、そういう人には他の人の見ることのできない世界を見ているのではないか、と思う。

まとまりのない文章になってしまったけれど、自分は不幸な運命を背負わない一般的な人間であり、そして世界の一部しか知ることのできない人間なのではないか、という気がする。



2008年3月6日木曜日

『至高の華』


日曜日に、至高の華という、能と狂言の舞台を見てきた。

野村萬斎の「蝸牛」(かたつむり、のこと)の狂言の日本語の節回しが今でも頭に残っている。







太郎冠者:

雨も風もふかぬに


でざかまうちわろ


でざかまうちわろ

萬斎扮する山伏:

でんでんむしむし


でんでんむしむし







萬斎は、日本語で遊ぼうで見たときからかなりファンで、この「蝸牛」も多分そこで使われていたのでかなりツボった。

友達が他に4人いたのだけど、この狂言のおもしろさを分かってしまうところがそろいもそろって歳とった感じでほほえましい。爆