2012年2月14日火曜日

Book Review: わが悲しき娼婦たちの思い出

タイトル:わが悲しき娼婦たちの思い出(新潮社)
作者:ガブリエル・ガルシア=マルケス(Wikipedia
訳者:木村 榮一

ラテン・アメリカ文学の大御所ガルシア=マルケスの小説の中で比較的最近に書かれたもので、77歳の著者が、90歳の男の恋の話を書いた作品。新潮社のガルシア=マルケス全集の中では最も短いものと思われ、一時間程度で読み終えることができました。

90歳のおじいさんの物語と聞けば、どんなに耄碌としたお話が展開されるのか、、、と思いきや、「私」の語り口は、コミカルで、そして、心の機微がとっても瑞々しい。それだけでなく、主人公は、「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考え」たことで、実際にそれを実行し、かつてないほどに人の心を開いて生き生きと生活しているのが伝わってきます。深刻な死への想像すらも読者にとってはほほえましく見えてしまうのです。

90歳でもこんなにものを考えることができるとしたら、こんなにも誰かに恋焦がれることができるとしたら、老いることへの昨今のイメージは何かステレオタイプ的にネガティブになりすぎているんじゃないかと思える作品。何歳になっても恋心は人を若返らせてくれるものなんですね。

2012年2月6日月曜日

シンガポール旅行記

送信者 2012年2月@シンガポール

シンガポールの様子を写真でレビュー。

上の写真は、シンガポールのシンボル、マーライオン。
後ろに写っているのが新名所のMarina Bay Sands

この夜景を見渡せるテラスのあるレストランPiersideはおいしかった!

送信者 2012年2月@シンガポール

意外とよかったのが、Singapore Art Museum
空いていたのと、アジアの現代作家の作品が一望できて、かなりお得感ありました。

送信者 2012年2月@シンガポール

フラッシュなしなら、写真撮影もOK。
作品の横の解説のライトアップがちょっとおしゃれ。

好きだった作品は、Yee I-LannのThe Orang Besar Series。
写真はきれいに撮れなかったのですが、百合をモチーフにして不思議な世界を描きだしていました。

送信者 2012年2月@シンガポール

シンガポールは海に囲まれているのに、本島(と呼ぶのか?)ではあまりビーチなどがないので、海で遊ぼうと思ったらSentosa島に(少なくとも観光客は)行く模様。

島内にはユニバーサルスタジオがあったり、ビーチもコンセプトごとに雰囲気などが作られていてテーマパーク的な感じでした。

でも、水着を持っていなかったので早々に撤退でしたが…。

送信者 2012年2月@シンガポール

シンガポールは年中日本の夏みたいな季節のようなのですが、ちょうど雨季でほぼ毎日激しい雨が数時間降るという天気でした。

すごい降り方なので、一番激しいときにはみんな雨宿り。

***

売っているものはほとんど輸入品という印象を受けましたが、中国、西洋、マレーシア系?、インド、アラブなどが雑多に交じり合って新しい文化を生み出している国でした。

Startup Asiaに参加して

送信者 2012年2月@シンガポール

2月2日、3日とシンガポールで行われたアジア圏ITスタートアップのイベントStartup AsiaPhroniを携えて参加してきました。

その発表をPenn-Olsonというアジア系ITメディアに取り上げてもらった記事はこちら:  Japanese Startup Phroni Delivers a Smarter Smartphone Browsing Experience

アジアの活気づいてきたIT産業の熱気を味わうことのできる良いイベントでした。

いくつかおもしろいサービスがあったのですが、今日のブログは個人的に今回のイベントに参加して感じたことを書きたいと思います。

その個人的に思ったこととは、もっと私もグローバルに勝負していかなくちゃ!ということ。

ごくごくあたりまえの結論なんですけどね…。

とりわけ、インスピレーションを受けたのはPiktochartのCEOと、Penn-Olsonの創設者で今回のイベント開催者でもあるWillis。

アジア各国から集まった約20のベンチャーが自分たちのサービスをプレゼンする場だったのですが、直感的に一番好きだな、と思ったサービスがPiktochart。なんとCEOは同年代のマレーシア人女性!まさか同年代とは思えないほどの威風堂々っぷり。

トップバッターのプレゼンだったこともあり、かっこいいー!!とがつんとやられてしまいました。

送信者 2012年2月@シンガポール

それから、もう一名の同年代はPenn-Olsonの創設者でイベントでも対談形式で大物起業家、投資家相手に次々と質問を投げかけて会場を盛り上げるWillis。※写真右

そのトークっぷりは、日本の同世代の中ではついぞ見たことのないリラックスムードでの的確なやりとり。

うひょー、やべー!アジアってこんなレベル高いんだー!って、焦りを感じました。

ITのサービスのクオリティは、アメリカにはかなわないよなぁ、って今まで思いながらやってきましたが、近くの国々にもこんなにもクオリティ高く仕事しているなんて!

気抜いたらあかん!!

送信者 2012年2月@シンガポール

イベント後は、シンガポールでは有名なZoukというクラブで打ち上げ。

仕事をするときは真剣に、遊ぶときは思いっきり遊ぶのがクオリティの高い仕事をする人たちの定石なんですね。